紛らわしい病院の種類

町を歩いていると思ったよりたくさんの病院を見かける。
普段何気なく通っている所でも、よくよく見れば病院の看板があったりする。
外科や内科などは誰でも分かるが、中には何を診てもらえるのかよく分からない所もある。
例えば、「整形外科」。
似たようなものに「形成外科」もあって、自分が世話になったことがないせいか、何を治すところか分からない。
言葉としても「セイケーゲカ」と「ケイセーゲカ」だしどうも似ている気がする。
しかし、この二つは実際全然別のものだ。

「整形外科」というと、目を二重にするとか、顔のしわを取ったり、鼻を高くするような所のように思える。
実際「美容整形」と言うくらいなのでそう思えるが、これは間違いである。
本当の「整形外科」は、例えば足腰を痛めたりスポーツ中の怪我など運動機能の治療にあたる病院だ。
お年寄りがよく通うリハビリテーションもこの「整形外科」の分野になる。

一方、「形成外科」は顔や皮膚など見た目に関するところをいじる病院なので「美容整形」もこちらに入る。
もちろん、「形成外科」と言っても美容だけを扱うわけではなく、やけどの後の治療などもしている。
一般には「形成外科」の中でも美容の分野を専門に扱っている所を特に「美容整形」と言っているようだ。
どちらも大雑把には「外科」なわけだし、どうも紛らわしい感じがするが、ちゃんと扱う分野は別れている。
だから、「整形外科」へ行って「もっと鼻を高くしてください」と頼んでも駄目ということだ。